株式会社フィネス finesse|2015年9月ヌーヴォー情報

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2015年9月ヌーヴォー情報

 

ボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォー キュヴェ スペシャル 2015

 

2014年末から温暖な気候が続き、雪もほとんど降らずに冬らしさがあまり見られなかった今年のボージョレ地方。

こういう年は夏に雨が多く降って寒くなり葡萄が不作になることが多いのですが、2015年は予想に反して6月末からとても暑くなり乾燥しました。

まとまった雨は2回ほどしか降らずに乾燥していたおかげで病気や腐敗は全く見られず、葡萄の健康状態は完璧。

毎年懸念される雹の被害も全くなく収穫を迎えることができました。

 

フランク ジュイヤール氏

 

フランク ジュイヤール家の2015年の収穫は8月29日から開始。

収穫時の天候もとても良く、ほとんど選別の必要がないほど葡萄も素晴らしい状態。

葡萄の自然糖度も14.5度以上と非常に凝縮しています。

が、あまりに乾燥していたために葡萄の粒が例年よりも小さくなってしまったので収穫量は30hl/haしかなく、法律で定められているMAXの約半分。

また、葡萄の水分量も少ないのでさらに生産量は少なくなってしまう模様です。

 

収穫前のLeyne(レイヌ)の区画

収穫直前の葡萄

 

密閉式のステンレスタンクまたはコンクリートタンクに収穫した葡萄を入れ、マセラシオン カルボニック(炭酸浸漬)、時々ルモンタージュ(液循環)をしながらアルコール醗酵を約1週間かけて行います。

その後、空圧式圧搾機で圧搾し、フィネス用には1番搾りの最良のジュースのみ使用しています。

2番搾り以降は国内消費用に回されます。

 

ルモンタージュ(液循環)の様子

 

当主のフランク氏曰く、

「2015年のボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォーは非常に素晴らしいヴィンテージ。

2000年代では2005年に次ぐクオリティと言っても過言ではないほど葡萄のバランスが良い。

まだアルコール醗酵が終わった段階だが、赤い果実の香りが高く、非常に凝縮した果実味とタンニン、そしてなめらかさもある。

リンゴ酸が少ないので現段階でも飲めてしまえるが、酒石酸が多いので酸味の量も問題ない。

アルコール度数も補糖無しで12.5度まで上がり、飲み応えも十分あるヌーヴォーになるだろう。」

と非常に頼もしいコメント。

2015年のボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォーが解禁されるまであと2か月。

皆様楽しみにお待ちください!!

 

アルコール醗酵中のボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォー

 

 


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