1985年よりドメーヌは所有者本来の名を維持しつつワインを販売することとなった。1988年以降、ジャン・メオは分益小作人の引退に伴い、徐々にブドウ畑を仲介者を入れずに開拓することに着手した。(現在も2.5ヘクタールの畑が分益小作の状況にある)もはや、パリに居ながらドメーヌを管理するには手が及ばず、「大地への帰還」が必要となっていた。

そこでジャン・メオの息子であるジャン=ニコラ・メオが1989年よりドメーヌの経営を担当するようになり、ドメーヌの管理と発展に携わっている。ブドウ栽培に関しては、クリスチャン・フロワが主に担当しており、彼自身は元々分益小作人の出身であるが、ドメーヌ全体に力を注ぐことを選んだ。

ジャン・ニコラとジャン・メオ